防犯カメラの月額費用|月額制は3,000円から

防犯カメラの設置には大きな初期費用がかかる——それは今や昔の話だ。月額制・レンタル型なら初期費用ゼロで設置できるサービスが登場し、導入のハードルは大きく下がっている。

ただし月額費用は導入タイプによって0円から3万円以上まで開きがある。5年間で計算すると、選び方次第で60万円以上の差が出ることもある。

この記事では導入タイプ別の月額費用相場を比較し、ココロアソビやエコパワーカメラなど月額制・レンタル型サービスの特徴をわかりやすく解説する。

※本ページにはプロモーションが含まれています

防犯カメラの月額費用は「導入タイプ」で決まる

防犯カメラの月額費用を左右する最大の要因は、どの導入タイプを選ぶかだ。タイプは大きく4つに分かれる。

買い切り型——月額0円(電気代のみ)

カメラ本体と工事費を一括で支払い、以後の月額費用は原則かからない。クラウド録画なし・オンプレミス(DVR/NVR)で録画する場合はストレージ費用も不要だ。

初期費用(1台)8〜15万円(本体+録画機器+工事込み)
月額費用0円(電気代は月約130〜465円
5年総費用(1台)8〜15万円+電気代
こんな人向け5年以上の長期使用を前提にコストを最小化したい

設置工事を依頼するならおすすめ設置業者の比較記事も参照してほしい。

リース型——月額1〜2万円(5〜7年契約)

カメラと工事費を月額分割で支払う。契約期間は5〜7年が一般的で、途中解約は違約金が発生する。

初期費用0〜3万円
月額費用5台で約1万円、10台で約2万円
5年総費用(5台)60〜120万円
注意点途中解約は残債の支払いが必要
こんな人向け初期費用を抑えながら機器を最終的に所有したい法人

リースとレンタルの違いについてはリース・レンタルの違いを解説した記事で詳しくまとめている。

月額制サービス型——初期費用ゼロ・月額固定

業者がカメラを無償提供し、設置・保守・クラウド録画まで月額料金に含めるサービス形態だ。初期費用がかからないため、資金を抑えて導入したい個人・小規模事業者に向いている。

初期費用0円
月額費用3,000〜15,000円程度
5年総費用18〜90万円
こんな人向け初期費用ゼロで始めたい・保守を任せたい

レンタル型——月額9,800円〜(工事不要も選べる)

カメラを月額でレンタルし、不要になれば返却できる。ソーラー電源型なら電源工事も不要で、工事が難しい場所への設置に強い。

初期費用0〜5万円(設置・撤去費)
月額費用9,800〜20,000円
5年総費用59〜125万円
こんな人向け工事不要・一時的な設置・電源が取れない場所

導入タイプ別 月額費用・5年総費用比較表

4つのタイプを「初期費用・月額費用・5年総費用」で横断比較した。自分の状況に近いタイプを選ぶ参考にしてほしい。

導入タイプ初期費用月額費用5年総費用(目安)こんな人向け
買い切り型8〜15万円0円8〜15万円長期使用・コスト最小化
リース型0〜3万円1〜2万円/月60〜120万円機器所有・初期費用分散
月額制サービス0円3,000〜15,000円/月18〜90万円初期費用ゼロ・保守込み
レンタル型0〜5万円9,800〜20,000円/月59〜125万円工事不要・一時的設置

買い切り型は長期で見れば最安だが、まとまった初期費用が必要だ。初期費用を抑えたいなら月額制サービスかレンタル型が現実的な選択肢になる。

方式別 月額料金の目安(代表値)買い切り型実質0円(電気代 約370円)クラウド1,300円/月・1台リース10,000円/月・5台レンタル15,000円/月・1〜3台※台数の前提が方式ごとに異なる代表値。2026年7月時点の各社公式・比較サイト調べ
方式別の月額料金の目安(台数前提つき代表値・2026年7月調べ)

クラウド防犯カメラ 主要サービスの月額料金 比較【2026年最新・料金表】

クラウドカメラは方式のなかでも月額を低く抑えやすく、遠隔監視や自動保存に強いため近年の主流だ。主要サービスの月額料金・初期費用・保存期間を一覧にまとめた。数値は各社公式サイトおよびクラウドカメラ比較メディアの2026年7月時点の表示価格に基づく。

サービス月額料金初期費用保存期間
キヅクモ700円/台〜36,000円〜7〜90日
ソラカメ900円/台〜3,980円〜7〜90日
Safie1,200円/台〜46,000円〜7〜365日
lukuba1,200円〜0円〜7〜365日
みえますねっと1,480円〜機器代自己負担7/14/30日
ギガらくカメラ1,700円〜別途7〜180日
G-cam18,000円(工事・保守込み一式)0円7〜186日

月額の保存料だけを比べるとキヅクモの700円/台〜が最安だが、初期費用は36,000円〜かかる。逆にlukubaやG-camは初期費用を抑えられるぶん月額が高めだ。ここで見落としがちなのが、表の「月額料金」の多くは映像のクラウド保存料であり、カメラ本体代が別途必要な点だ。月額の安さだけで飛びつかず、初期費用を含めた総額で比べてほしい。各サービスの最新料金はキヅクモ公式サイトなど各社公式で必ず確認しよう。クラウド録画の仕組みそのものは防犯カメラのクラウド録画とはで解説している。

月額料金の内訳を分解|あなたの「月額」は何で構成されるか

同じ月額料金でも、その中身は方式で異なる。月額料金は主に4つの要素で構成されており、この内訳を理解すると「なぜレンタルは高く、買い切りは0円なのか」が明確になる。

防犯カメラの月額料金の内訳を比較する費用解説
月額の内訳金額の目安買い切りクラウドレンタル
①機器レンタル料・リース料方式による初期費用に一本化買い切り or 込み月額に含む
②クラウド保存料700〜2,000円/台0円(NVR録画)月額に含むプランによる
③保守・メンテナンス料数百〜数千円自己負担込みが多い月額に含む
④通信・回線費0〜数千円0円(有線)Wi-Fi/SIMで変動込みの場合あり

月額を最も安くしたいなら、②クラウド保存料と③保守料を最小化するのが近道だ。買い切り型がクラウド保存を使わずオンプレミス録画(NVR/DVR)を選べば、②が0円になり月額は電気代だけになる。クラウドカメラを選ぶ場合でも、保存期間を1週間の最短プランにすれば②を700円台まで下げられる。電気代の具体的な計算は防犯カメラの電気代、HDD交換や保守を含む年間の維持費は防犯カメラの維持費・ランニングコストで確認できる。

レンタル・リースの月額相場と損益分岐点の計算

レンタルとリースは初期費用0円で始められる一方、月額が積み上がるため「何か月使うと買い切りより高くなるか」を必ず確認すべきだ。多くの比較サイトは「3〜5年が境目」と曖昧に書くが、実際は簡単な式で正確な月数を出せる。

損益分岐点(月数)= 買い切りの総額 ÷ 月額料金。この式に実際の料金を当てはめると、次のようになる。

比較ケース買い切り総額月額損益分岐点
1台(家庭・小規模)55,000円6,380円約9か月
3台(店舗)約20万円15,000円約13か月
5台(法人・施設)約40万円10,000円(リース)約40か月

1台のケースなら約9か月、3台でも約13か月で、買い切りのほうが総額で安くなる。それより短い期間しか使わないならレンタル、長く使うなら買い切りかリースが有利という判断が、感覚ではなく数字で下せる。5台をリースする場合は月額が抑えられるぶん分岐点が約40か月(3年4か月)と長く、5〜7年使う前提なら合理的だ。レンタルと購入の詳しい損益分岐シミュレーションは防犯カメラはレンタルと購入どっち?損益分岐で徹底比較にまとめている。

ただしこの計算は故障が起きない前提だ。屋外設置では落雷・台風による故障で購入なら修理費1〜3万円を自己負担するため、故障リスクを織り込むと実質的な分岐点は後ろにずれる。リース料は全額を経費(賃借料)にでき、購入は取得価額10万円以上だと固定資産として法定耐用年数6年で減価償却する。中小企業者等が30万円未満の資産を一括経費にできる少額減価償却資産の特例(国税庁 No.5408)もあるが、国税庁の説明では対象は令和8年(2026年)3月31日までに取得して事業の用に供した資産とされている(2026年8月14日確認)。これから買う分に使えるかは延長の有無しだいなので、税務面を織り込む前に税理士へ確認してほしい。会計処理の詳細は防犯カメラの減価償却・勘定科目で解説している。

月額制で始められるおすすめサービス3選

初期費用を抑えて月額で導入できるサービスのうち、このサイトで提携しているものを3つ紹介する。

1. ココロアソビ——初期費用ゼロの月額制

初期費用なしで防犯カメラを導入したい人に向いているのがココロアソビだ。公式サイトによると、月額料金には防犯カメラと録画用HDDレコーダーの貸与・設置、映像確認用の小型モニター貸与、映像確認サポート、保守サービスが含まれる。なお公式にクラウド録画の記載はなく、録画は貸与されるHDDレコーダーに行う方式で、録画映像の確認は利用者自身が行う。

初期費用0円
月額料金6,380円/月(税込)※自動販売機設置プランは月額無料
契約期間3年(期間内に解約すると解約金が発生
録画方式録画用HDDレコーダーの貸与(クラウド録画の記載なし)
設置工事込み。ただし設置場所にコンセントが無い場合はコンセント工事費が別途必要
電気代利用者負担(機器/自動販売機の電気代)
保守・メンテナンス込み
こんな人向け初期費用なしで導入したい個人・小規模事業者

自動販売機設置プランを選ぶと月額は無料になるが、自動販売機の契約はココロアソビ名義となり、飲料メーカーの都合で設置できない場合がある点も公式に明記されている。「実質0円」を狙う場合は、この条件を飲めるかが判断の分かれ目だ(出典: ココロアソビ公式サイト)。

※ ココロアソビは比較的新しいサービスのため、ネット上の口コミが少ない。気になる場合は公式サイトの問い合わせフォームで直接確認することを勧める。

問い合わせの前に、次の3点を確認しておくと契約までがスムーズだ。逆にここが曖昧なまま問い合わせると、現地確認の段階で設置不可となり時間を無駄にしやすい。

  • ① 設置場所の近くに電源(コンセント)があるか —— 無い場合はコンセント工事費が別途かかる
  • ② 月額無料プラン希望なら、自動販売機を置くスペースがあるか —— 設置可否は飲料メーカー側の判断で、立地によっては断られる場合がある
  • ③ 3年契約と途中解約金を許容できるか —— 短期利用の予定なら月額制よりレンタル型・買い切りが向く

この3点をクリアしているなら、初期費用ゼロという条件は他社にない強みになる。

初期費用ゼロで導入する(ココロアソビ)

2. エコパワーカメラ——工事不要・ソーラーレンタル型

工事なしで防犯カメラを設置したい人に最適なのがエコパワーカメラだ。ソーラー電源を搭載したカメラをレンタルで提供するサービスで、電源工事が難しい場所にも対応できる。

初期費用0円〜
月額料金要問い合わせ
設置工事不要(ソーラー電源)
対応エリア全国
こんな人向け工事不要で試したい・電源が取れない場所への設置
レンタルプランを確認する(エコパワーカメラ)

3. EMEAO! 防犯カメラ——月額費用をコンシェルジュが比較

どのタイプが自分に合っているか判断できない場合は、EMEAO!のコンシェルジュサービスが便利だ。希望条件を伝えるだけで、複数の業者から月額費用を含めたトータルコストを無料で比較してくれる。

費用無料(成果報酬型)
仕組みコンシェルジュが最大8社から業者を選定
対応エリア全国
対応速度最短即日〜翌日に業者から連絡
こんな人向けどのタイプを選ぶか迷っている・複数社の見積もりを比べたい

時間と労力の節約になりました。条件を伝えて、ただ待っているだけで業者さんから連絡が来て、現地調査の予約と見積をしてくれます。

出典: Google Maps(IT教科書経由)

最大8社から一括お見積り【防犯カメラ】

補助金で月額費用を実質ゼロにする

防犯カメラの設置には自治体の補助金を活用できる。ただし対象者は制度ごとに違う。東京都の個人向け補助は令和8年度に上限1万円へ引き下げられ(令和7年度は2万円)、名古屋市の1台14万円という高い上限は学区連絡協議会・町内会など団体向けで個人宅は対象外だ。金額の大きさだけで期待せず、まず自分が対象者に入るかを確認してほしい。

補助金を使って初期費用を削減すれば、月額制サービスでも実質的な負担を大幅に下げられる。補助金の自治体別一覧と申請手順は防犯カメラの補助金・助成金ガイドで詳しく解説している。

東京都在住の方は東京都の防犯カメラ補助金もあわせて確認してほしい。

月額費用を抑える3つのポイント

1. クラウドストレージの容量・保存期間を最小化する

クラウド録画を使う場合、保存期間が長いほど月額が上がる。1週間保存で十分なケースが多いため、まず最短期間のプランから始めて必要に応じて延長するのが賢い選択だ。1台あたり月2,000円前後のクラウド費用は、台数が増えると無視できないコストになる。クラウド録画の仕組みやサービス選びについてはクラウド録画の仕組みと費用で詳しく解説している。

2. 台数を絞って後から追加する

最初から多台数を設置すると月額が高くなる。まず1〜2台で死角のない配置を検討し、必要に応じて追加する方が無駄がない。EMEAO!のコンシェルジュに「最小台数での見積もり」を依頼するのも有効だ。

3. 保守プランが必須か任意かを確認する

月額制サービスの中には、保守・メンテナンス費用が必須オプションになっているものがある。機器の故障リスクが低い新品導入直後は任意プランを外すことで月額を下げられる場合がある。契約前に必ず確認しよう。

設置費用そのものの相場を把握したい場合は防犯カメラ設置費用の相場を参照してほしい。

よくある質問

防犯カメラに月額費用が一切かからないケースは?
買い切り型で設置した場合、本体と工事費を一括払いすれば月額費用は原則かかりません。ただし電気代(月約370円)は別途発生します。クラウド録画なしのオンプレミス録画(NVR/DVR)を選べばストレージ費用も不要です。
リースと月額制サービスはどちらがお得?
5年間のトータルコストで比較すると、リースは60〜120万円、月額制サービスは18〜90万円と月額制の方が安くなるケースが多いです。ただしリースは機器の所有権が最終的に手元に残るため、長期使用ならリースが有利な場合もあります。
防犯カメラの月額電気代はいくら?
カメラ1台あたり月約50円、録画機器(DVR/NVR)が月約320円です。カメラ4台+録画機器を24時間稼働させた年間電気代は約4,400円、月換算で約370円です(各メーカー公表の消費電力をもとに算出)。
月額制サービスは途中解約できる?
サービスによって異なります。月額制サービスは比較的解約しやすいものが多いですが、リース契約は原則として途中解約ができず残債の支払いが必要です。契約前に解約条件を必ず確認してください。
補助金は月額制サービスにも使える?
自治体の補助金は「防犯カメラの設置費用」に対して支給されるため、月額制サービスの初期設置費用に適用できる場合があります。ただし適用条件は自治体によって異なります。詳細は各自治体の窓口にご確認ください。

月額プランを選ぶ判断フローと契約前のチェックリスト

防犯カメラの月額費用は導入タイプで大きく変わる。5年間のトータルコストで見ると、買い切り型が最安になるケースが多いが、まとまった初期費用が必要だ。

  • 月額コストを最小化したい → 買い切り型(業者に見積もりを依頼
  • 初期費用ゼロで始めたい → ココロアソビ(月額制サービス)
  • 工事不要で試したい → エコパワーカメラ(ソーラーレンタル)
  • 複数社の月額を比較したい → EMEAO!(コンシェルジュ一括選定)

分からない事だらけでしたが、聞く度に快く応えて頂けました。

出典: マルトシブログ

関連記事

関連記事