大阪の防犯カメラ補助金|個人が使える制度は0件

大阪の防犯カメラ補助金|個人が使える制度は0件

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大阪府内の市区町村数は43(33市・9町・1村)です。しかし2026年7月時点で防犯カメラに特化した補助制度を実施しているのは、そのうちごく一部の自治体に限られます。さらに補助の対象は自治会・地域活動協議会・商店街・事業者が中心であり、個人宅への補助を明記した自治体は確認できていません。以下の内容は2026年7月26日に各自治体の公式サイトで確認したものです。

「大阪で防犯カメラを補助金で設置できる」という情報は多いものの、対象者・申請時期・条件を確認せずに動くと、交付決定前に工事を始めてしまい補助を受けられなくなる失敗につながります。大阪府内の補助制度を自治体別に整理し、申請の流れと注意点を正確に解説します。

大阪で個人が使える補助金は0件——43市町村を全数確認

結論から書きます。大阪府内の43市町村と大阪市24行政区をすべて確認した結果、個人(一般世帯・個人宅の所有者)が申請できる防犯カメラ補助金は1件も見つかりませんでした(2026年8月3日時点・各自治体の公式サイトおよび例規集で確認)。

「探し方が悪いのでは」と思われるかもしれませんが、次の3自治体は要綱や公式ページで個人を名指しで対象外と書いています

自治体公式サイト・要綱の記載
茨木市「マンション等の管理組合、個人は補助対象外」
富田林市「個人や法人が設置する防犯カメラ等については、補助の対象外です。」
河南町(要綱第2条)「補助対象者は、河南町区長会を構成する地区…とし、個人は対象としない。」

大阪府の制度(令和8年度 大阪府による市町村支援)も交付先は市町村と地域団体で、個人が直接申請する窓口はありません。

なぜ「補助金がある」と書かれた記事が多いのか

「防犯カメラ補助金」という言葉で検索すると、たしかに大阪の制度がいくつも出てきます。ただしそれらはほぼ例外なく自治会・町会・商店街向けです。1台15万〜30万円と金額が大きいため目立ちますが、一般世帯は申請できません。

さらに紛らわしいのが、他県では個人向け制度が「住まいの防犯対策補助金」「防犯機器等購入補助事業」といった別の名前で運用されている点です。防犯カメラは対象品目のひとつという扱いで、上限も1万〜3万円と小さい。つまり「防犯カメラ補助金」で検索している限り、個人向けの制度には辿り着けない構造になっています。大阪の場合はその名前で探しても0件、というのが実態です。

対象者補助制度の有無主な対象自治体(例)
自治会・町会・地域活動協議会あり(2026年度も受付中の制度あり)羽曳野市(7月31日まで)・大阪市西成区など各区(12月4日まで)
マンション管理組合限定的(大阪市の子ども見守り制度は受付終了・西成区は対象外)要各自治体確認
商店街・事業者あり東大阪市・堺市など
既存カメラの更新あり(1台22万円上限)大阪市(防犯カメラ更新設置補助金)
個人宅2026年7月時点で確認できず

個人宅への補助がほぼないという実態は、多くの記事で曖昧にされています。しかし2026年7月時点で確認できた範囲でも、大阪府内に個人向けの明確な制度は見つかりませんでした。個人の場合は後述する代替手段を活用するのが現実的です。

市区町村別 補助金一覧

羽曳野市

羽曳野市「防犯カメラ設置事業補助金」は自治会・町会が対象の制度で、令和8年度も実施されています。先着順ではなく抽選制である点が他市と異なります。

項目内容
対象自治会・町会
補助率設置費用の2/3
上限額20万円/台
台数上限1自治会あたり3台
令和8年度の抽選申込2026年6月1日(月)〜6月12日(金)/抽選日は6月15日(月)午前10時
令和8年度の申請受付2026年6月16日(火)〜7月31日(金)
問い合わせ羽曳野市 危機管理部 危機管理課(072-958-1111)

3台設置する場合、工事込みで1台30万円であれば補助上限の20万円×3台=最大60万円の補助が受けられる計算です。令和8年度の申請受付は2026年7月31日までで、その前段の抽選申込(6月1日〜12日)はすでに終了しています。抽選に当選した団体が期間内に申請する流れのため、来年度に検討している自治会は6月初旬の抽選申込を逃さないよう注意してください。

東大阪市

東大阪市の防犯カメラ補助は商店街・事業者向けの制度で、規模の大きい設置を対象としています。個人宅や小規模設置は対象外です。

項目内容
対象商店街・事業者
補助率40%
補助上限額500万円
対象経費50万円以上の設置工事
備考商店街振興組合や事業者団体向けの大規模制度

補助率40%・上限500万円は大きい金額ですが、対象経費が50万円以上という要件があるため、10台規模以上の大規模設置を検討している事業者向けの制度です。小規模な個人・中小店舗への恩恵は薄くなります。

堺市

堺市には事業所向けと自治会向けの2種類の補助制度があります。事業所向けは「地域貢献事業所防犯カメラ設置補助金」で、補助率1/2・1台上限10万円・年度内最大2台が対象です。申請には防犯協議会への加入と校区自治連合会の理解を得ることが必須要件となっています。詳細は堺市の防犯カメラ補助金|事業所・自治会2制度と申請手順で解説しています。

大阪市

大阪市の防犯カメラ補助は「市全体の新規設置補助」ではなく、更新向けの市制度+各区の独自制度という二層構造になっています。過去にあった「子どもの安全見守り防犯カメラ設置補助金」(振興町会・PTA協議会構成団体等が対象)は、新規の申請受付を終了しています。

一方で、「大阪市防犯カメラ更新設置補助金」は現在も運用されています。市の設置補助制度等を利用して設置した地域防犯目的の防犯カメラを更新する管理団体が対象で、更新設置カメラ1台につき22万円が上限です(実際に要した額がそれより低い場合は実額)。あくまで更新向けで、新規設置には使えません。

新規設置については各区が独自の補助事業を実施しています。たとえば西成区は「令和8年度西成区地域安全防犯カメラ設置補助事業」として、区内の地域活動協議会とその構成団体等を対象に補助率1/2・1台あたり上限10万円・1団体原則2台までの補助を行っており、受付期間は2026年7月1日〜12月4日です(法人・企業・マンション管理組合は対象外/西成区役所市民協働課 06-6659-9734)。制度の有無・金額・時期は区ごとに異なるため、「区名 + 防犯カメラ + 補助」で検索するか、区役所の市民協働課・地域課に問い合わせて確認してください。

その他市町村の調べ方

大阪府内の全43市区町村について、防犯カメラ補助の有無を網羅的に調べるには以下の方法が確実です。

  1. 自治体の公式サイトで「防犯カメラ 補助」と検索する
  2. 区役所・市役所の生活安全担当課に電話で問い合わせる(年度初めの4〜6月が最新情報を確認しやすい時期)
  3. 大阪府警の「地域安全推進員」や町会・自治会の役員に情報収集を依頼する(地域ネットワークで情報が共有されている場合がある)
建物の外壁に設置された屋外用防犯カメラ

補助金申請の流れ(5ステップ)

補助金を使って防犯カメラを設置するまでの流れは以下の通りです。工事は必ず交付決定後に行うこと——これが最重要ルールです。

ステップ内容目安期間
① 制度確認自治体窓口に「補助制度があるか・対象者に該当するか」を確認1〜2日
② 業者見積もり補助対象工事の見積書を取得(複数社が望ましい)1〜2週間
③ 申請書提出申請書・見積書・設置計画図等を窓口へ提出1日
④ 審査・交付決定自治体が審査を実施。承認されると交付決定通知が届く2〜4週間
⑤ 工事・完了報告交付決定後に工事を実施し、完了報告書と領収書を提出して補助金受取工事後1〜2週間

申請から補助金受取まで早くても1〜2か月かかります。防犯強化を急ぐ場合は、補助金を待たずに先に設置し、後述の代替手段で費用を抑える選択肢も検討してください。

防犯カメラシステムの設置・点検作業の様子

申請で失敗しない3つの注意点

① 交付決定前の着工は補助対象外

補助金申請で最も多い失敗が「審査中に工事を先行してしまうこと」です。多くの自治体では交付決定通知の受取後に工事を開始することが必須要件とされており、決定前の着工は補助の対象外になります。「工事業者のスケジュールが空いているから」という理由で急いで着工するのは危険です。

② 予算上限に達すると受付終了

自治体の補助制度は年度ごとの予算枠があり、先着順で受付を締め切ります。年度後半(10月以降)に申請しようとすると、すでに予算上限に達して受付不可になるケースがあります。申請を検討しているなら年度初めの4〜6月に動き出すのが確実です。

③ 補助対象外の費用が発生する

補助の対象となる費用と対象外の費用が分かれているケースがあります。例えば「本体費用は対象だが月額保守費は対象外」「設置工事費は対象だが録画機は対象外」といったパターンです。申請前に「何が補助対象で何が対象外か」を窓口で必ず確認し、見積もり段階で内訳を分けてもらうと安全です。

補助金を使えない場合の代替手段

大阪では個人が使える補助金がないため、費用を抑えるには補助金以外の方法を取ることになります。現実的な選択肢は次の2つです。

相見積もりで費用を下げる(防犯カメラ設置110番)

防犯カメラの設置費用は、同じ仕様でも業者によって1.5〜2倍変わります。防犯カメラ設置110番は見積もり無料・キャンセルも無料で、個人宅の1〜2台から対応。24時間365日受け付けているので、いまの相場を押さえておくだけでも損をしません。

プロに見てもらいたいと思い利用しました。この角度からがいい、ここに何台つけるのがオススメなど素人にわかりやすく丁寧に教えてくださりました

出典: IT教科書

初期費用ゼロで導入する(ココロアソビ)

ココロアソビは自動販売機を設置することで防犯カメラを実質無料で導入できるサービスです。自販機の設置スペースさえあれば、カメラ本体・設置工事費・保守費がすべて0円になります。初期費用を一切かけたくない個人宅・店舗オーナーに特に向いています。大阪府内の対応エリアについては問い合わせ時に確認してください。

よくある質問

大阪で個人宅に防犯カメラを設置する場合、補助金は使えますか?
2026年7月時点で、大阪府内に個人宅向けの防犯カメラ補助制度は確認できていません。補助制度の多くは自治会・マンション管理組合・商店街・事業者を対象としています。個人の場合は、費用を抑えるために防犯カメラ設置110番で見積もりを取るか、ココロアソビ(ココロアソビ)の自販機プランで初期費用を0円にする方法が現実的です。
羽曳野市の防犯カメラ補助金の申請時期はいつですか?
令和8年度(2026年度)は抽選制で、抽選申込が6月1日〜12日、抽選日が6月15日、当選団体の申請受付が6月16日〜7月31日という日程でした。先着順ではなく抽選のため、年度初めの6月上旬に抽選申込を済ませておくことが前提になります。毎年度の実施有無や時期は変わるため、羽曳野市 危機管理部 危機管理課(072-958-1111)に直接確認してください。
東大阪市の補助金は個人でも申請できますか?
東大阪市の防犯カメラ補助制度は商店街・事業者を対象としており、個人宅は対象外です。また対象経費が50万円以上という要件があるため、小規模な設置には向いていません。大規模な事業者向けの制度です。
補助金が交付決定する前に工事を始めてしまいました。どうなりますか?
多くの自治体では「交付決定前の着工」は補助の対象外になります。工事後の申請は認められないケースがほとんどです。必ず申請→審査→交付決定の通知後に工事を開始してください。不明な場合は窓口に事前確認することを強くすすめます。
補助金以外で防犯カメラの設置費用を安くする方法はありますか?
最も効果的なのは複数業者からの相見積もりです。防犯カメラ設置110番は見積もりもキャンセルも無料で、個人宅の1〜2台から対応しています。ココロアソビ(ココロアソビ)の自販機プランなら初期費用0円・月額制で導入できます。補助金の恩恵が受けられない個人の方には特に有効な手段です。

大阪府で補助金を確実にもらう3ステップと業者選定のチェックリスト

大阪の防犯カメラ補助金は、自治会・地域活動協議会・商店街・事業者向けが中心です。個人宅向けの制度は2026年7月時点でも確認できておらず、個人が補助金に頼った計画を立てるのは難しい状況です。

  • 自治会・町会なら羽曳野市(上限20万円/台・設置費2/3補助)が有力候補
  • 商店街・事業者なら東大阪市(補助率40%・上限500万円)や堺市を確認
  • 大阪市は更新設置補助(1台22万円上限)が現行。新規設置は西成区など各区の制度を区役所へ問い合わせ
  • 申請は交付決定前に絶対に工事しないこと・年度初めの早期申請が基本
  • 個人・補助なしの場合は防犯カメラ設置110番で無料見積もり、またはココロアソビで初期費用0円を検討

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