浜松市の防犯カメラ補助金|自治会向け申請ガイド

浜松市の防犯カメラ補助金|自治会向け申請ガイド

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浜松市で自治会の防犯カメラ導入を検討しているけれど、どこに相談すればよいのか、そもそも補助金の条件を満たしているかもよくわからない——そんな状態で情報を探すのは、思った以上に時間を取られます。

浜松市には自治会を対象とした「防犯カメラ設置事業費補助金」があります。補助率は補助対象経費の2分の1、1台あたり上限10万円です。ただし静岡県内の他市と比較すると補助水準は控えめで、1自治会あたりの上限台数は2台(過去に交付を受けた台数を含む。3台以上は要相談)という独自の制限もあります。令和8年度の申請受付期間は令和8年4月1日〜令和9年1月31日で、2026年7月26日時点では受付中です(予算上限に達した場合は終了)。以下では、浜松市公式サイト(2026年4月1日更新)の一次情報をもとに、制度の詳細・静岡県内の比較・申請手順・個人向けの代替手段を順を追って解説します。

浜松市の防犯カメラ補助金の補助率・上限額と申請手順のイメージ

補助対象者の確認

浜松市の防犯カメラ設置費補助金は、対象者が明確に絞られています。申請前に自分(または自治会)が該当するかを確認してください。

申請者の区分補助制度の有無備考
自治会(町内会等)あり(補助率1/2・1台上限10万円)浜松市に登録された自治会が対象
個人(一般住民)対象外工事不要カメラや月額制サービスが代替手段
マンション管理組合対象外自治会として申請できる場合は別途確認
企業・事業者対象外地域団体としての申請ルートなし
商店街振興組合対象外国・県の商店街活性化制度を別途確認

自治会以外の方は、浜松市の補助制度は利用できません。個人で設置費用を抑えたい場合は、後述する代替手段のセクションをご確認ください。

浜松市の補助金制度の概要

浜松市の「防犯カメラ設置事業費補助金」は、自治会の自主的な防犯活動を支援し、犯罪の起きにくいまちづくりを推進するための制度です。所管は浜松市市民部市民生活課(電話 053-457-2231)です。補助の対象になるのは、自治会が新たに購入・設置する防犯カメラのうち、公共空間を撮影するため特定の場所に継続的に設置するビデオカメラです。個人が設置するもの、申請前に設置したものは対象外と明記されています。以下は令和8年度(2026年度)の公式案内に基づく内容です。

補助率・上限額・台数制限

項目内容
補助率対象経費の2分の1
1台あたり上限額10万円
1自治会あたりの上限台数2台まで(過去に交付を受けている台数を含む。3台以上の設置は要相談)
対象団体浜松市内の自治会
申請受付期間(令和8年度)令和8年4月1日〜令和9年1月31日(予算上限に達した場合は終了)
実績報告書の提出期限(令和8年度)令和9年2月末日
提出先市民生活課(窓口・郵送・メール)のほか、各区役所・各行政センター・各支所
問い合わせ先浜松市役所市民部市民生活課 053-457-2231

出典: 浜松市「防犯カメラ設置事業費の補助について」(2026年4月1日更新)。制度は年度ごとに変更される場合があるため、最新情報は市民生活課(053-457-2231)へご確認ください。

台数制限は浜松市独自の制約です。「1自治会につき2台まで(過去に補助金の交付を受けている台数を含む)」という制限があるため、すでに過去の補助金で2台設置している自治会は原則として追加申請ができません(3台以上の設置は要相談とされています)。申請の検討を始めたら、最初に市民生活課へ自治会の交付履歴を照会することをお勧めします。

補助対象経費の範囲

浜松市が公式に示している補助対象経費は、次の2つです。

  • 防犯カメラ購入(付属品等を含む)及び設置に要する経費
  • 防犯カメラを設置している事が分かる表示の製作及びその設置に要する経費

補助の対象とならないカメラとしては「個人が設置するもの」「申請前に設置したもの」が明記されています。月額の通信費・クラウド利用料、電気料金などの維持管理費、リース費用が対象になるかどうかは公式ページに個別の記載がないため、見積もりを取る前に市民生活課(053-457-2231)へ確認してください。

業者への見積もり依頼時は、補助対象経費と対象外経費を分けて記載した見積書を作成してもらうことが書類差し戻しを防ぐポイントです。費用の全体像は防犯カメラ設置費用の相場|台数別の内訳と安くするコツも参考になります。

補助額のシミュレーション

台数・費用別の補助額の目安を整理します。浜松市の上限台数は1自治会につき2台(過去に交付を受けた台数を含む)のため、最大で2台分の補助を受けることができます。

設置台数対象経費合計補助額(1/2・上限10万円×台数)自己負担
1台15万円7.5万円7.5万円
1台20万円10万円(上限到達)10万円
2台(上限)30万円15万円15万円
2台(上限)40万円以上20万円(上限到達)20万円以上

1台あたりの対象経費が20万円を超えると、補助上限10万円で頭打ちになります。補助効果を最大化するには、1台あたりの対象経費を20万円以内に設計するか、2台同時導入で最大20万円の補助を受ける方法が有効です。

静岡県内の比較(静岡市・袋井市との違い)

浜松市の補助制度は、静岡県内の他市と比較すると補助水準に差があります。自治会の活動エリアが複数市にまたがる場合や、制度設計を参考にしたい場合に役立ててください。

自治体補助率1台あたり上限対象者令和8年度の受付状況(2026年7月26日時点)
静岡市10分の9以内30万円(新規・更新とも)自治会・町内会・地区安全会議事前相談は令和8年6月30日で終了
袋井市2/3以内(令和7年度時点)20万円(令和7年度時点)自治会等(通学路への設置が対象)市公式サイトの制度ページが確認できず要確認
浜松市1/210万円自治会のみ令和8年4月1日〜令和9年1月31日で受付中

出典: 静岡市「街頭防犯カメラ設置事業補助金」、袋井市「通学路防犯カメラ設置事業費補助金」(令和7年度時点の公表内容。2026年7月時点で市公式サイトの制度ページを確認できないため、袋井市協働まちづくり課コミュニティ推進室 0538-44-3107 へ要確認)。各自治体の制度は年度ごとに変更される場合があります。申請前に各市の担当窓口へ最新情報をご確認ください。

静岡市は補助率10分の9以内・上限30万円と県内最高水準で、浜松市の3倍の補助が受けられます。ただし静岡市は事前相談を経ないと交付申請ができず、令和8年度の事前相談受付は令和8年6月1日〜6月30日で既に終了しています。袋井市の制度は通学路に設置する防犯カメラが対象で、浜松市のように自治会エリア全般を対象とするものではありません。浜松市は補助率・上限額ともに控えめですが、令和9年1月末まで受付が続くうえ「自治会のみ対象」と絞られている分、要件に合致すれば見通しは立てやすいといえます。静岡県全体の補助金制度の比較は防犯カメラ補助金の完全ガイドで確認できます。

申請の流れ(6ステップ)

浜松市の補助金申請は以下の6ステップで進めます。スケジュール感を把握しておくことで、書類の準備漏れや期限切れを防げます。

  1. 事前相談 — 浜松市市民生活課(053-457-2231)へ連絡し、自治会の過去の交付履歴・台数制限の残り台数・予算の残り状況を確認します。この段階で対象外と判明すれば、無駄な準備作業を省けます
  2. 自治会内での合意形成 — 自治会総会または役員会で防犯カメラ設置・補助金申請の決議を取ります。議事録または決定書が申請書類として必要になるため、会議の記録は必ず保存してください
  3. 業者選定と見積もり取得 — 申請には補助対象経費に係る見積書の写しが必要です(浜松市は提出通数を指定していませんが、価格の妥当性を確かめるため複数社から相見積もりを取り、補助対象経費と対象外経費を分けて記載してもらうことをお勧めします)。業者選びは防犯カメラ設置業者おすすめ4選も参照してください
  4. 申請書類の提出(令和8年4月1日〜令和9年1月31日・予算上限到達で終了) — ①浜松市防犯カメラ設置事業費補助金交付申請書(第1号様式)、②防犯カメラ管理運用規定、③補助対象経費に係る見積書の写し、④市民税・県民税特別徴収義務者指定通知書の写し又は特別徴収未実施理由書(第2号様式。納税義務者に対して給与の支払いをする自治会のみ)、⑤設置場所の所有者の同意書又は許可書を、市民生活課(窓口・郵送・メール)または各区役所・各行政センター・各支所へ提出します
  5. 交付決定通知の受領 → 工事着工 — 交付決定通知書を受け取った後に初めて工事を発注します。交付決定前の発注・着工は補助対象外になるため要注意
  6. 工事完了 → 実績報告 → 補助金交付 — 令和9年2月末日までに実績報告書(第11号様式)と領収書の写し、撮影映像や設置状況が分かる写真等を提出します。市が補助金交付額を確定した後、請求書(第13号様式)を提出すると補助金が振り込まれます
浜松市の防犯カメラ補助金申請書類と手続きのイメージ

予算が終了した時点で期間内でも締め切りになります。「申請期間の終わりまで余裕がある」と考えずに早めに動くことが重要です。特に自治会の合意形成(総会・役員会の開催)には数週間から数ヶ月かかるため、検討を始めたらまず市民生活課への相談から着手してください。

業者への見積もり取得では、一括で複数業者に依頼できるサービスが便利です。最大8社から一括お見積り【防犯カメラ】のような一括見積もりサービスを活用すれば、相見積もりの取得と費用比較が効率的に行えます。

防犯カメラの業者探しは【簡単・無料・厳選優良業者】のEMEAO!のような第三者審査済みの業者マッチングサービスも、浜松エリアで信頼できる業者を見つける手段として活用できます。

個人で防犯カメラを設置したい場合の選択肢

浜松市の補助制度は自治会のみが対象のため、個人宅に防犯カメラを設置したい場合は補助金なしで費用を抑える手段を選ぶことになります。現実的な3つの方法を紹介します。

工事不要のソーラー式カメラ(2〜5万円)

太陽光パネル内蔵で電源工事が不要なタイプは2〜5万円で購入・自己設置が可能です。自宅の玄関・駐車場の防犯用途であれば、補助金なしでも十分な価格帯です。製品の選び方はソーラー式防犯カメラの選び方を参照してください。

月額制サービス(初期費用を抑えて本格設置)

初期費用0円〜数千円・月額3,000〜5,000円程度で設置工事・保守込みのサービスがあります。ココロアソビは自動販売機の設置スペースを提供することで月額0円で防犯カメラを導入できるプランも用意しており、個人・法人問わず相談可能です。

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専門業者への相見積もりで適正価格を探す

本格的な設置を検討する場合、業者選びで総費用が1.5〜2倍変動することがあります。現地調査・見積もり無料の業者を活用すれば、補助金なしでも適正価格での導入が可能です。業者比較のポイントは防犯カメラ設置業者おすすめ4選|費用相場と選び方で整理しています。

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よくある質問

浜松市の防犯カメラ補助金は個人でも申請できますか?

申請できません。浜松市の防犯カメラ設置事業費補助金は自治会が新たに購入・設置する防犯カメラが対象で、市の公式案内にも「個人が設置するもの」は対象外と明記されています。個人宅・マンション管理組合・企業・商店街振興組合はいずれも対象になりません。個人で防犯カメラを設置したい場合は、工事不要のソーラー式カメラ(2〜5万円)や月額制の設置サービスを検討するのが現実的な選択肢です。

補助率と1台あたりの上限額を教えてください。

補助率は対象経費の2分の1で、1台あたりの上限額は10万円です。たとえば対象経費が15万円なら補助額は7.5万円、20万円なら補助上限の10万円に達します。対象経費が20万円を超えると補助額は10万円で頭打ちになるため、1台あたりの対象経費を20万円以内に設計できると、補助率の恩恵をフルに受けられます。

申請できる台数に上限はありますか?

1自治会につき2台までです。過去に浜松市の補助金の交付を受けて設置したカメラの台数も合算されます。すでに補助金で2台設置している自治会は原則として追加申請ができません(市の公式案内では「3台以上の設置は要相談」とされています)。申請前に市民生活課(053-457-2231)へ自治会の交付履歴を確認しておくことが重要です。

令和8年度(2026年度)の申請期間はいつですか?

令和8年4月1日から令和9年1月31日までです(2026年7月26日時点で受付中)。ただし予算上限に達した場合はその時点で終了となります。設置した事業の実績報告書は令和9年2月末日までに提出する必要があります。最新の予算残状況は市民生活課(053-457-2231)へ直接お問い合わせください。

申請に必要な書類は何ですか?

浜松市が申請時の提出書類として案内しているのは、①浜松市防犯カメラ設置事業費補助金交付申請書(第1号様式)、②防犯カメラ管理運用規定、③補助対象経費に係る見積書の写し、④市民税・県民税特別徴収義務者指定通知書の写し又は特別徴収未実施理由書(第2号様式。納税義務者に対して給与の支払いをする自治会のみ)、⑤設置場所の所有者の同意書又は許可書、⑥そのほか市長が必要と認める書類です。書類要件は年度によって変更される場合があるため、申請前に市民生活課(053-457-2231)への事前相談を推奨します。

補助金の交付決定前に工事を始めても問題ありませんか?

問題があります。交付決定通知を受け取る前に発注・着工した場合、その工事費は補助対象外となり全額自己負担になります。「申請書の受理」と「交付決定」は別のステップです。交付決定通知書が届いてから工事を発注してください。この点は浜松市に限らず、全国のほぼすべての自治体の補助制度で共通するルールです。

補助金を確実に活用するための3つのアクション

浜松市の防犯カメラ設置事業費補助金は、補助率1/2・1台上限10万円と控えめですが、令和8年度は令和9年1月31日まで受付が続く、自治会が確実に申請できる制度です。補助を取りこぼさないために、今すぐすべき3つのアクションを整理します。

  1. 市民生活課(053-457-2231)へ電話して過去の交付履歴と予算の残り状況を確認 — 台数制限(1自治会2台まで)があるため、まず残り台数を確認することが最優先です。令和8年度は予算上限に達した時点で締切になるため、残予算の状況も合わせて確認してください
  2. 自治会総会または役員会で設置の決議を取り、議事録を準備 — 合意形成には時間がかかります。受付終了間際に動き始めると予算切れのリスクがあるため、早めに自治会内の手続きを進めてください
  3. 「補助対象・対象外を分けた見積書」を取得してから申請 — 内訳が混在した見積書は書類差し戻しの原因になります。設置110番のように無料で現地調査・見積もりに対応する業者を活用すると、補助対象経費の整理まで一緒に相談できます