防犯カメラの工事費相場|項目別の内訳と安くするコツ

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「防犯カメラの工事費は本体を買えば無料になる」——これは誤解です。防犯カメラの費用は「カメラ本体・録画機の機材費」と「設置する工事費」の2つに分かれ、工事費は本体とは別に必ず発生します。工事費だけで見ると、屋内は1台あたり約3.5万〜7万円、屋外は約7万〜17万円が目安です。
工事費が読みにくいのは、基本工事費・配線費・出張費・高所作業費・電源工事費といった項目が業者ごとに合算されて「工事一式」と書かれてしまうからです。この記事では、本体費と切り離した工事費だけの項目別単価、屋内と屋外で金額が変わる理由、見積書で水増しを見抜く方法、そして工事費を安く抑える3つのコツを整理します。
| 費用の種類 | 屋内(1台) | 屋外(1台) |
| 工事費のみ | 約3.5万〜7万円 | 約7万〜17万円 |
| 機材費(本体+録画機) | 約3万〜10万円 | 約5万〜15万円 |
| 総額の目安 | 約4万〜20万円 | 約15万〜30万円 |
結論|工事費だけなら屋内3.5万円〜・屋外7万円〜
最初に結論を示します。カメラ本体を除いた工事費だけの相場は、屋内が1台あたり約3.5万〜7万円、屋外が約7万〜17万円です。金額に幅があるのは、設置場所の高さ・配線距離・電源の有無によって、加算される特別工事が変わるからです。
- 基本工事費は1台約3.5万〜4万円で、配線10mまでの取り回しと角度調整・録画機設定が含まれます。
- 屋外はここに高所作業・防水配線・電源工事が加算され、工事費が屋内の2倍前後になります。
- 本体・録画機の機材費は工事費とは別に3万〜15万円かかります。総額で見ると屋内4万〜20万円、屋外15万〜30万円が目安です。
台数別・総額ベースの相場は防犯カメラ設置費用の相場で詳しく解説しています。この記事では「工事費だけ」に絞って、次のセクションから項目ごとの単価を分解していきます。
【2026年版】工事費の項目別内訳と単価料金表
防犯カメラの工事費は「工事一式」ではなく、複数の作業項目の積み上げで決まります。防犯カメラ販売工事センターが公開している工事料金表などを基に、本体費と切り離した工事費だけの単価を項目別に整理しました。この内訳を知っておくと、見積書のどこにいくらかかっているかを自分で検算できます。
| 工事項目 | 費用の目安 | 内容・発生条件 |
| 基本工事費(1台) | 35,000〜40,000円 | 配線10mまでの取り回し・カメラ取付・角度調整・録画機設定込み。戸建は約35,200円、ビル・マンションは約38,280円 |
| 配線延長 | 5,500円/5m | 基本の10mを超えてカメラと録画機が離れている場合 |
| ネットワークカメラ設定 | 3,300円/台 | IPカメラの初期設定を行う場合 |
| 遠隔監視(スマホ)設定 | 8,800円/台 | 外出先からスマホで映像を見る設定 |
| 出張費 | 20,000円前後 | 1台のみの依頼や対応エリア外で発生。複数台なら1回分で済む |
| 電源工事(コンセント増設) | 15,000円〜 | 設置場所に電源がない場合。電気工事士の資格が必要 |
| 高所作業・足場 | 50,000〜100,000円 | 3m以上は高所作業、5m以上は高所作業車や足場が必要 |
| 貫通処理 | 見積りによる | コンクリート壁など特殊な遮蔽物に穴を開ける場合 |
屋内で脚立が届く高さに設置し、既存コンセントから電源が取れる場合は、基本工事費だけで完結します。逆に屋外の高い位置で電源もない場合は、基本工事費に高所作業・電源工事・防水配線が積み上がり、工事費が一気に膨らみます。次のセクションで、この積み上がり方をグラフで見てみます。
機材費と工事費は分けて考える
工事費を正しく比較するには、まず「機材費」と切り分けて考えることが欠かせません。防犯カメラの見積もりは、次の2つの合計で成り立っています。
| 費用の区分 | 内容 | 1台あたりの目安 |
| 機材費 | カメラ本体・録画機(レコーダー)・モニター・SDカード | 約3万〜15万円 |
| 工事費 | 取付・配線・設定・出張・高所作業・電源工事 | 約3.5万〜17万円 |
格安カメラを見つけても、それは機材費が安いだけで、工事費は別に発生します。家電量販店や通販で本体だけを安く買っても、取り付けを業者に頼めば工事費が上乗せされます。逆に「1台55,000円・工事込み」と書かれたパッケージ料金は、機材費と工事費を合わせた総額です。安さを比べるときは、必ず「機材費か・工事費込みか・工事費のみか」を確認してください。工事そのものを避けたい場合は、工事不要の屋外防犯カメラという選択肢もあります。
屋内と屋外で工事費が変わる理由
同じ1台でも、屋外の工事費は屋内の2倍前後になります。理由は、屋外特有の作業が基本工事費に上乗せされるからです。
屋外で加算されやすい4つの作業
- 高所作業・足場(5万〜10万円):外壁の高い位置に設置する場合、3m以上で高所作業、5m以上で高所作業車や足場が必要になります。空き巣に手が届かない高さへの設置が防犯上は有効なため、屋外では発生しやすい費用です。
- 防水配線・貫通処理:屋外の配線は雨風にさらされるため防水処理が必要で、外壁を貫通して屋内の録画機まで配線するときは貫通処理が加わります。
- 電源工事(1.5万円〜):屋外は近くにコンセントがないことが多く、電源を新設すると電気工事士による工事費が発生します。
- 配線延長(5,500円/5m):カメラと録画機の距離が離れがちで、基本の10mを超えると延長費がかかります。
屋内は脚立で届く高さに設置でき、防水も貫通処理も不要なため、基本工事費だけで済むケースが大半です。屋外に設置する場合は、この4つのうちどれが発生するかを現地調査で確認してもらうと、工事費の見通しが立ちます。
工事費が高くなる5つのケース
工事費が相場より高くなるのは、次の5つのケースです。事前に当てはまるかを確認しておくと、見積もりで驚かずに済みます。
- 高い場所への設置:3m以上は高所作業、5m以上は高所作業車が必要で、足場を組むと5万〜10万円が加算されます。
- 電源がない場所への設置:コンセント増設などの電源工事に1.5万円〜が別途かかります。
- 配線距離が長い:カメラと録画機が離れていると、5mごとに5,500円の延長費がかかります。
- コンクリート壁・特殊な外壁:貫通処理に手間がかかり、追加費用が発生します。
- 1台だけの依頼:出張費(2万円前後)が1台に集中し、割高になります。
逆に言えば、これらを避けられる設置場所を選べば工事費は抑えられます。設置場所の考え方は防犯カメラの設置場所で詳しく解説しています。
見積書の工事費チェックポイント
工事費の水増しを見抜く鍵は、見積書の「内訳」にあります。次の4点を確認してください。
- 「工事一式」でまとめられていないか:内訳のない一式表記は、何にいくらかかっているか検算できません。基本工事費・配線費・出張費・高所作業費・電源工事費が項目ごとに分かれているのが良い見積書です。
- 本体費と工事費が分かれているか:機材費と工事費が合算されていると、どちらで高くなっているか判断できません。区分して記載されているかを見ます。
- 発生しない工事が計上されていないか:屋内で電源が近くにあるのに電源工事が入っている、配線が短いのに延長費がある、といった項目は確認が必要です。
- 出張費が相場(2万円前後)を大きく超えていないか:遠方でない限り、出張費が突出している見積もりは理由を尋ねます。
もっとも確実なのは、2〜3社の見積書を項目単位で並べて比較することです。同じ設置内容でも業者ごとに単価が違うため、相見積もりで初めて適正価格がわかります。見積もりを取るときの具体的な注意点は防犯カメラ見積もりの5つのコツにまとめています。
工事費を安く抑える3つのコツ
工事費は、依頼の仕方と設置場所の工夫で抑えられます。効果の大きい3つのコツを紹介します。
1|複数業者から相見積もりを取る
同じ設置内容でも、業者によって工事費の単価は異なります。最低でも2〜3社から見積もりを取り、項目別に比較してください。1社だけで決めると、その工事費が高いか安いか判断できません。相見積もりは工事費を下げるもっとも確実な方法です。
2|電源工事・高所作業が不要な場所を選ぶ
既存コンセントの近くや、脚立で届く高さに設置すれば、電源工事(1.5万円〜)と高所作業(5万〜10万円)を回避できます。防犯効果と工事費のバランスを取りながら、業者に「特別工事が発生しない設置案」も提案してもらうと費用を抑えられます。
3|補助金を活用する
自治体によっては、防犯カメラの設置費用(工事費を含む)の一部を補助する制度があります。町内会・自治会向けが中心ですが、個人でも対象になる自治体もあります。対象や金額は防犯カメラ補助金の完全ガイドで確認してください。設置後の電気代・保守などランニングコストは防犯カメラの維持費・ランニングコストで解説しています。
コンセントの増設など電源工事は電気工事士法(経済産業省)により有資格者しか施工できません。工事費を惜しんで無資格でDIY施工することは違法かつ危険なので避けてください。DIYでどこまでできるかは防犯カメラを自分で設置する方法で判断できます。
工事費の見積もりを取るなら|相談先3選
工事費の適正価格を知るには、実際に見積もりを取るのが一番です。個人・法人どちらも無料で相談できるサービスを3つ紹介します。
1|EMEAO! — 工事費を比較したい人向けの無料コンシェルジュ
| サービス種別 | 防犯カメラ業者の無料コンシェルジュマッチング |
| 利用料金 | 完全無料 |
| 紹介業者数 | 最大8社 |
| 対応スピード | 最短5分で業者から連絡 |
| 相談実績 | 累計10万件以上 |
| 対象 | 個人・法人どちらも可 |
| 運営会社 | 株式会社eclore(東京都新宿区) |
「工事費が適正かどうか、複数社を比べて確かめたい」人に最適です。専任コンシェルジュが設置場所・台数・電源の有無をヒアリングし、条件に合う業者を最大8社紹介します。同じ設置条件で複数の見積書を集められるため、工事費の単価を項目別に比較でき、水増しを見抜きやすくなります。
EMEAO!のテキストリンクはこちら:最大8社から一括お見積り【防犯カメラ】
2|防犯カメラ設置110番 — 工事費込みの明朗パッケージ料金
| サービス種別 | 防犯カメラ設置工事の全国マッチング |
| 基本料金 | 55,000円〜(1台・カメラ+録画機+設置工事込み) |
| 2台目以降 | 31,800円〜/台 |
| 見積もり・現地調査 | 無料 |
| 対応スピード | 最短即日(電話後最短2時間で駆けつけ) |
| 受付時間 | 24時間365日(0120-949-953) |
| 運営会社 | シェアリングテクノロジー株式会社(東証グロース上場) |
「本体と工事費を合わせた総額を、最初にはっきり知りたい」人に向いています。1台55,000円(カメラ+録画機+設置工事込み)というパッケージ料金で、機材費と工事費が合算された総額がひと目でわかります。2台目以降は31,800円〜と割安になり、見積もり・現地調査は無料です。個人宅から店舗まで対応し、東証グロース上場のシェアリングテクノロジー株式会社が運営しています。
3|ococoroasobi — 工事費を初期0円にしたい人向けのレンタル
| サービス種別 | 防犯カメラレンタル(設置・保守込み) |
| 月額料金 | 0円(自販機同時設置)/ 6,380円(自販機なし) |
| 初期費用 | 0円 |
| 契約期間 | 3年 |
| 設置工事・保守 | 込み(故障時は無償交換) |
| 運営会社 | ココロアソビ株式会社(大阪府) |
「まとまった工事費を最初に払いたくない」人に向いています。初期費用0円・設置工事込みで、まとまった工事費を用意せずに導入できます。故障時も無償交換で、自動販売機を同時設置すればカメラ費用を月額0円で運用することも可能です。マンション管理組合・駐車場オーナー・個人宅の庭など、設置スペースがある場所と相性が良い方式です。工事費を払って所有するか、レンタルで月額にするかは防犯カメラはレンタルと購入どっちで比較できます。
よくある質問
Q. 防犯カメラの工事費だけでいくらかかりますか?
カメラ本体を除いた工事費だけなら、1台あたり約3.5万〜7万円が屋内の目安です。基本工事費は戸建・アパートで約35,200円、マンション・ビル・商業施設で約38,280円が相場で、この中に配線10mまでの取り回しと角度調整・録画機設定が含まれます。屋外で高所作業や電源工事が加わると、工事費だけで7万〜17万円まで上がります。カメラ本体・録画機の機材費は別途3万〜15万円が加わります。
Q. 屋外の工事費が屋内より高いのはなぜですか?
屋外は「高所作業」「防水配線」「貫通処理」「電源工事」が加わりやすいためです。3m以上の高さは高所作業、5m以上は高所作業車の手配が必要で、足場を組む場合は5万〜10万円が加算されます。外壁への配線は防水処理や貫通処理が必要で、コンセントがない場所では電源工事も発生します。屋内は脚立で届く高さに設置でき、こうした特別工事が不要なため工事費を抑えられます。
Q. 電源工事やコンセント増設は自分でできますか?
できません。コンセントの増設や屋内配線を直接扱う電源工事は、電気工事士法により第二種電気工事士以上の国家資格を持つ人しか施工できません。無資格で行うと同法違反となり罰則の対象です。防犯カメラの電源を新たに引く工事は必ず有資格の業者に依頼してください。だからこそ電源工事は1.5万円〜の費用が別途かかります。既存コンセントから電源を取れる位置に設置すれば、この費用は不要です。
Q. 工事費を安く抑える方法はありますか?
3つあります。1つ目は複数業者から相見積もりを取り、工事費の項目と単価を比較することです。2つ目は既存コンセントの近くや脚立で届く高さに設置し、電源工事・高所作業を発生させないことです。3つ目は補助金の活用で、自治体によっては工事費を含む費用の一部が補助されます。カメラ本体を安く買っても、工事費で差がつくため、工事費の内訳まで見積書で確認することが重要です。
Q. 見積書のどこを見れば工事費の水増しがわかりますか?
「工事一式」とだけ書かれ、内訳が示されていない見積書は注意が必要です。基本工事費・配線費・出張費・高所作業費・電源工事費が項目ごとに単価で分かれているかを確認してください。相場より出張費が高い、配線延長が発生しないのに計上されている、といった点も比較の材料になります。2〜3社の見積書を項目単位で並べると、水増しや不要な工事がひと目で見抜けます。
Q. 工事費が本体費に含まれるか、別途かかるかを見分ける方法は?
見積書または料金表で「本体価格」と「設置工事費」が分かれているかを確認します。家電量販店や通販の格安カメラは本体価格のみで工事費が別、または工事対応なしのケースが多いです。防犯カメラ設置110番のように「1台55,000円(カメラ+録画機+設置工事込み)」と明記されたパッケージ料金なら、本体と工事を合わせた総額がひと目でわかり比較しやすくなります。
Q. 複数台つけると1台あたりの工事費は安くなりますか?
安くなります。出張費や録画機の設定費は台数が増えても1回分で済むため、2台目以降は割安になります。防犯カメラ設置110番の場合、1台目は55,000円ですが2台目以降は31,800円〜で、1台あたりの単価が下がります。ただし設置場所が離れていて配線が長くなる、複数箇所で高所作業が必要になる場合は追加費用が発生します。まとめて依頼するほど1台あたりは安くなるのが基本です。
後悔しない工事依頼の3ステップ
最後に、工事費で損をしないための手順を3ステップで整理します。順番に進めれば、適正な工事費で設置できます。
- 設置場所と条件を決めます。屋内か屋外か、設置する高さ、近くに電源があるかを確認します。電源のある低い位置なら基本工事費だけで済み、工事費を最小化できます。
- 2〜3社から相見積もりを取ります。基本工事費・配線費・出張費・高所作業費・電源工事費が項目別に分かれた見積書をもらい、単価を比較します。「工事一式」の見積もりは内訳を出してもらってください。
- 総額と内訳に納得してから発注します。機材費と工事費が分かれているか、不要な工事が入っていないかを最終確認します。判断に迷ったら、複数社をまとめて比較できるサービスに相談すると効率的です。
工事費が適正かどうかは、複数の見積もりを並べて初めてわかります。まずは無料で最大8社の見積もりを集められるEMEAO!に相談し、工事費の相場感をつかんでください。防犯カメラの業者探しは【簡単・無料・厳選優良業者】のEMEAO!
