セコムとアルソックの違い|5年総額を公式料金で比較

セコムとアルソックの違い|5年総額を公式料金で比較

※本ページにはプロモーションが含まれています

「アルソックのほうが安い」——戸建てなら正しい話です。ところがマンションでは、5年で見るとセコムのほうが安くなります。

この記事では、セコムとアルソックが公式サイトに載せている税込の料金を、アルソック自身が総額の計算に使っている式(初期費用+月額×月数)にそろえて並べました。アルソックが公開している5年・10年の総額は、この式で1円単位まで再現できます。セコムは総額を公開していないので、同じ式で計算しています。

結論は次の3つです。戸建てはアルソックが安い。マンションは5年ならセコムのレンタルが最安で、5年8か月を超えるとアルソックのお買い上げプランが逆転する。盗難の補償はセコムのほうが厚い。

比べる項目セコムアルソック
戸建て 5年総額(レンタル同士)578,160円519,750円
戸建て 10年総額(各社の最安プラン)1,086,360円(レンタル)760,650円(お買い上げ)
マンション 5年総額(各社の最安プラン)383,790円(レンタル)400,191円(お買い上げ)
マンション 10年総額(各社の最安プラン)662,310円(買い取り)598,191円(お買い上げ)
契約期間当初5年、以降1年ごとに更新5年(オンライン)、以降1年ごとに自動更新
途中で解約したとき保証金2万円は返金なし解約金を負担する場合あり(金額は非公表)
盗難・災害の補償盗難保険(現金・貴金属50万円/家財200万円)+災害見舞金 最大100万円災害見舞金 一律10万円(免責なし)

出典: セコム「プラン別価格・費用比較一覧」ALSOK「ホームセキュリティの料金」(いずれも税込・2026年9月21日確認)。両社とも料金は「一例」で、同じ機器構成どうしの比較ではありません。

5年・10年の総額を同じ式で並べる

月額だけを見ると判断を誤ります。セコムもアルソックも、レンタル・買い取り・初期費用0円のように払い方が複数あり、初期費用と月額の組み合わせで総額が大きく変わるからです。

そこで、両社の公式料金を「初期費用+月額×月数」の式にそろえました。アルソックが料金ページで使っている式です。セコムのレンタルでは契約時に保証金2万円を預けますが、契約満了で返ってくるお金なので総額には入れていません(途中で解約すると返りません。詳しくは途中解約の違いで説明します)。

戸建て(セコム・ホームセキュリティNEO/HOME ALSOK Connect)

プラン初期費用月額5年総額10年総額
セコム レンタル69,960円(工事料)8,470円578,160円1,086,360円
セコム 買い取り523,600円(買取システム料金・工事料込み)5,390円847,000円1,170,400円
アルソック お買い上げ272,250円(工事費47,850円+機器費224,400円)4,070円516,450円760,650円
アルソック レンタル47,850円(工事費)7,865円519,750円991,650円
アルソック ゼロスタート0円8,668円520,080円1,040,160円

戸建てでは、どの払い方を比べてもアルソックが安くなります。レンタル同士の5年総額で58,410円、10年を各社の最安プランで比べると325,710円の差です。

もう一つ目を引くのが、アルソックの3プランは5年総額がほぼ同じ(516,450〜520,080円)だという点です。5年で引っ越す可能性があるなら、初期費用0円のゼロスタートを選んでも総額はほとんど変わりません。差が開くのは10年使う場合で、お買い上げとゼロスタートの差は279,510円になります。

マンション(セコム・ホームセキュリティ スマートNEO/HOME ALSOK アパート・マンションプラン)

プラン初期費用月額5年総額10年総額
セコム レンタル53,790円(工事料)5,500円383,790円713,790円
セコム 買い取り226,710円(買取システム料金・工事料込み)3,630円444,510円662,310円
アルソック お買い上げ202,191円(工事費38,819円+機器費163,372円)3,300円400,191円598,191円
アルソック レンタル38,819円(工事費)6,105円405,119円771,419円
アルソック ゼロスタート0円6,754円405,240円810,480円

すべて税込。セコムは戸建てプランが最大5区画、マンションプランが最大3区画に分けて警備するプラン例です。アルソックの工事費・機器費は「一般的な例で算出」と公式に注記があります。間取りや機器の数で実際の金額は変わります。

マンションは5年8か月で逆転する

マンションでは、5年の総額はセコムのレンタルが5プランの中で最も安くなります。アルソックでいちばん安いお買い上げプランより16,401円、アルソックのレンタルより21,329円安い計算です。

逆転の理由は月額の差です。セコムのレンタルは工事料が53,790円と安い代わりに月額5,500円、アルソックのお買い上げは最初に202,191円かかる代わりに月額3,300円です。月2,200円ずつ差が縮まり、68か月目(5年8か月)でアルソックのお買い上げのほうが安くなります。67か月時点ではセコム422,290円・アルソック423,291円、68か月時点ではセコム427,790円・アルソック426,591円です。

つまりマンションでは、何年住むつもりかで答えが変わります。転勤や住み替えの予定が5年以内にあるならセコムのレンタル、長く住むならアルソックのお買い上げが有利です。

契約期間と途中解約の違い

契約期間は両社ともほぼ同じです。セコムは「当初5年、のち1年ごとの自動更新」、アルソックのオンラインセキュリティは「5年契約、その後1年単位での自動更新」です(アルソックのセルフセキュリティは1年契約)。

違うのは、途中で解約したときにいくらかかるかが公開されているかどうかです。

セコムアルソック
契約期間当初5年、のち1年ごとの自動更新オンライン5年/セルフ1年、その後1年単位の自動更新
途中解約で失うものレンタルの保証金2万円(満了時なら無利子で返金)解約金を負担する場合あり
金額の公開公開(2万円)非公表(「契約期間・解約のタイミングにより異なります」)
例外特定商取引法の訪問販売で契約した場合、保証金は返金

出典: セコム 料金ページ内「保証金とは何ですか?」ALSOK よくある質問「契約期間は何年ですか?」「解約したいときは」

賃貸に住んでいて5年以内に引っ越すかもしれないなら、アルソックは解約金の額を見積もりの段階で書面にしてもらうのが確実です。公開されていない以上、契約前に聞く以外に知る方法がありません。

盗難の補償と機器の修理の違い

料金ではアルソックが有利な場面が多い一方、盗難にあったときの補償はセコムがはっきり厚くなっています。

セコムアルソック(HOME ALSOK Connect)
盗難の補償盗難保険が自動付保(現金・貴金属50万円、家財200万円まで)災害見舞金に含まれる(一律10万円)
災害見舞金10万円単位で最大100万円火災・破裂・爆発・盗難で一律10万円
条件免責金額など詳細は要問い合わせ免責金額なし/公的機関の事故証明が必要
機器の修理レンタルは契約中ずっと無償、買い取りは10年間無償(オンライン契約中。原因によっては有償)お買い上げは10年間無料保証、レンタル・ゼロスタートはALSOK負担

出典: セコム 料金ページALSOK「HOME ALSOK Connect」ALSOK 料金ページ

家財保険や火災保険にすでに入っているなら、この差はそれほど大きくありません。一方、自宅に現金や貴金属を置いている家庭では、戸建ての10年総額で1年あたり約3.3万円高いセコムの料金が、保険料の役目も果たすことになります。

駆けつけの仕組みと最安の入口

両社の料金表に載っている代表プランは、どれもセンサーが異常を感知すると警備会社に自動で信号が送られる型です。セコムの基本サービスは防犯・火災監視・非常通報の3つで、異常時の駆けつけは何回でも無料(レンタル・買い取りとも)と公式に書かれています。アルソックのオンラインセキュリティも、センサー異常での駆けつけは月額料金に含まれています。

料金面で違いが出るのは、アルソックに「セルフセキュリティ」(月額990円・初期費用は別途)がある点です。異常はアプリに届くだけでアルソックには通報されず、駆けつけてほしいときに依頼すると1回7,700円(税込)かかります。セコムの料金一覧ページの代表4プランには、この形のプランは載っていません。

「普段は自分で様子を見て、いざというときだけ呼びたい」ならセルフ、「留守中や就寝中に何かあれば自動で来てほしい」ならオンラインです。依頼による駆けつけ(1回7,700円)は、鍵をアルソックに預けている場合に限られます。

条件別|どちらを選ぶか

ここまでの数字を、住まいの条件ごとに整理しました。

あなたの条件向いているほう理由
戸建てに10年以上住むアルソック お買い上げ10年総額760,650円。セコム最安(レンタル)より325,710円安い
戸建てで初期費用を出したくないアルソック ゼロスタート初期費用0円。5年ならお買い上げとの差は3,630円
マンションで5年以内に住み替える予定セコム レンタル5年総額383,790円で最安。解約時に失う額(保証金2万円)も公開されている
マンションに6年以上住むアルソック お買い上げ68か月目からセコムのレンタルより安くなり、10年で598,191円
自宅に現金・貴金属を置いているセコム盗難保険で現金・貴金属50万円、家財200万円まで補償
駆けつけは必要なときだけでいいアルソック セルフ月額990円。駆けつけは依頼時のみ1回7,700円

ホームセキュリティまでは要らず、玄関や駐車場を録画できれば十分という場合は、防犯カメラだけを付ける方法もあります。持ち家なら一軒家の防犯カメラの設置費用、月額で借りたいなら防犯カメラの個人レンタル、購入して付ける費用は防犯カメラ設置費用の相場で比べられます。自治体の補助金が使えるかは防犯カメラ補助金のまとめで確認できます。

見積もりで必ず聞く5項目

公式の料金はどちらも「一例」です。自宅の窓や扉の数で機器が増えれば、月額も工事費も上がります。見積もりでは次の5つを確認してください。

  1. 機器の数と警備する区画:どの窓・扉にセンサーが付くか。料金表のプラン例より増えるか
  2. 初期費用の内訳:工事費と機器費を分けて書いてもらう
  3. 途中解約したときの金額:アルソックは非公表なので必ず書面で。セコムは保証金2万円の扱い
  4. 盗難・火災の補償の条件:免責金額、事故証明が要るか
  5. 鍵を預けるか:アルソックの依頼駆けつけ(1回7,700円)は鍵を預けた場合に限られる

両社から見積もりを取り、同じ条件で総額を並べ直すのがいちばん確実です。セコムは公式の料金ページから問い合わせできます。

【PR】

公式の料金はどちらも「一例」です。自宅の間取りでの機器構成・工事費・解約時の費用は、見積もりを取らないと分かりません。ALSOKは資料請求が無料で、訪問見積もりも同じ窓口から申し込めます。

ALSOKホームセキュリティの資料を請求する(無料・公式)

よくある質問

セコムとアルソックはどっちが安いですか?
両社公式のプラン例で比べると、戸建てはアルソックが安く、5年のレンタル同士で58,410円、10年の最安プラン同士で325,710円の差です。マンションは5年ならセコムのレンタル(383,790円)が最安で、アルソックのお買い上げプランが安くなるのは68か月目(5年8か月)からです。どちらも機器構成が同じ条件での比較ではないため、最終的には自宅の見積もりで確かめてください。
途中で解約するとどうなりますか?
セコムはレンタル契約の保証金2万円が、契約期間中の中途解約では返金されません(特定商取引法の訪問販売で契約した場合は返金)。アルソックは契約期間中の途中解約で解約金を負担する場合があり、金額は契約期間・解約のタイミングで異なるとして公開されていません。5年以内に引っ越す可能性があるなら、契約前に書面で確認してください。
盗難にあったときの補償はどう違いますか?
セコムは現金・貴金属50万円、家財200万円までの盗難保険と、10万円単位で最大100万円の災害見舞金が自動で付きます(免責金額などの条件は要問い合わせ)。アルソック(HOME ALSOK Connect)は火災・盗難などの被害に一律10万円の災害見舞金で、免責金額はありませんが公的機関の事故証明が必要です。
いちばん安く始める方法はありますか?
アルソックのセルフセキュリティは月額990円(税込)で、初期費用は別途かかります。異常はアプリに通知されるだけでアルソックには通報されず、駆けつけは依頼したときだけ1回7,700円(税込)です。センサーの異常で自動的に駆けつけてほしいなら、月額4,070円からのオンラインセキュリティになります。

まとめ|住まいの形と住む年数で決まる

  • 戸建ては、レンタル・お買い上げのどちらで比べてもアルソックが安い
  • マンションは、5年ならセコムのレンタルが最安。68か月目(5年8か月)からアルソックのお買い上げが逆転する
  • 途中解約は、セコムは保証金2万円を失う(金額が公開されている)。アルソックは解約金の額が非公表なので契約前に確認する
  • 盗難の補償はセコムが厚い(現金・貴金属50万円、家財200万円+見舞金最大100万円)。アルソックは一律10万円

料金の差は、公式のプラン例どうしで比べた結果です。自宅の間取りで2社の見積もりを取り、この記事の表と同じ「初期費用+月額×月数」で並べ直してから決めてください。