防犯カメラの修理費用相場|保証が効かない故障も

防犯カメラの修理費用相場|保証が効かない故障も

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朝、モニターを見ると4分割の画面のうち1つだけが真っ黒になっています。業者に電話すると「見てみないと金額は出せません」と言われ、いくらかかるのか分からないまま現地調査の日を待つことになります。防犯カメラの修理費用は、出張費・作業費・部品や機器の代金の組み合わせで決まります。専門店の公開料金表では、カメラ1台の交換工事が22,000円から、録画機のHDDだけの交換が3〜5万円前後です。ただし同じ故障でも、保証期間内かどうか、そして故障の原因が何かで、0円にも数万円にもなります。検索上位の専門店5社には、修理の料金と保証の条件を並べて示したページがなかったため、両方を1つにまとめました。

防犯カメラの故障修理費用の相場|箇所別の料金表

修理費用は、壊れた箇所がカメラか、録画機のHDDか、録画機本体かでほぼ決まります。工事料金を公開している防犯カメラ販売工事センターのリプレイス料金同社の録画機交換の解説同社の保守メンテナンス料金から、箇所ごとの目安を1表にまとめました。

壊れた箇所よくある症状直し方費用の目安(税込)
カメラ本体(1台)その1台だけ真っ黒・夜だけ映らないカメラを交換(配線は流用)工事費22,000円〜+カメラ代
録画機のHDD録画されていない・カチカチと異音がするHDDだけ交換3〜5万円前後(2TB)
録画機本体起動しない・再起動を繰り返す録画機ごと交換4chで8〜12万円前後/8chで10〜16万円前後(機器・HDD・作業込み)
向き・レンズの汚れぼやける・映したい場所が外れている清掃・調整(スポット保守)基本料金22,000円+機器1台ごとに3,300円
システム全体の劣化全台の画質が粗い・複数台が相次いで故障カメラ4台と録画機を更新20〜35万円前後
配線の断線・水濡れ特定のカメラが映ったり消えたりする配線の張り替え現地調査で見積もり

防犯カメラ販売工事センター(東京近郊)の公開料金・解説ページを2026年9月24日に当サイトが取得して整理。カメラ交換は「カメラ交換(配線流用)22,000円〜/台」で機材費は別。HDD・録画機・全体更新の金額は同社が「目安」「前後」と示している概算です。スポット保守は「清掃・調整・検査込み」の1回の価格で、故障している機器の修理は別途見積もりです。

同社の公開料金表には、カメラ本体を部品単位で直す項目がありません。故障したカメラは、今の配線を使って新しいカメラに付け替える料金になっています。カメラ1台の修理を頼むと、実際には「交換工事+新しいカメラの代金」の見積もりが届くと考えておいてください。

出張費の扱いは業者で異なります。同社はリプレイス工事では対応エリア内の出張費を無料とする一方、配線延長や遠隔設定などの追加作業だけを単独で頼む場合は、別途出張費20,000円がかかると工事料金表に書いています。見積書では、作業費とは別に出張費が何円入っているかを必ず確認してください。工事費の項目ごとの内訳は防犯カメラの工事費相場で解説しています。

年1回の点検費用と比べる

カメラ4台と録画機1台のシステムなら、スポット保守の費用は38,500円です(基本料金22,000円+機器5台分16,500円)。同社は年1回の点検を推奨し、ほこりの多い環境や海沿いは年2回を勧めています。向きのずれやレンズの汚れは故障ではないため、この点検で直ります。点検で見つかった故障機器の修理は別の見積もりになります。電気代やHDD交換を含めた毎年の維持費は防犯カメラの維持費・ランニングコストにまとめています。

保証期間内でも有償になる4つの故障

保証期間内の故障でも、原因が天災・停電・人為的な破損・通常以外の使用なら修理は有償です。修理費が0円か数万円かを分けるのは、故障した時期より故障の原因です。自分の故障がどちらに当たるかを下の図で確かめてください。

修理費は誰が払う?工事の保証期間内?はいいいえ故障の原因はどれかに当たる?① 火災・落雷・地震などの天災② 停電など外部からの影響③ 故意・過失による破損④ 通常以外の使い方いいえはい無償機器の交換と出張作業費まで有償期間内でも料金表どおり保証切れ → 有償条件は防犯カメラ販売工事センターの3年工事保証(2026年9月確認)
修理費が0円になるか料金表どおりかは、保証期間と故障の原因の2段階で決まる。条件は防犯カメラ販売工事センターの工事保証の記載をもとに当サイトが図にしたもの(2026年9月24日確認)

防犯カメラ販売工事センターは、自社で工事した案件に工事完了日から3年間の保証を付け、保証対象の機器・部材の交換、現地確認と復旧の出張作業費・技術費、正常に動かすための調整まで無償としています。そのうえで、次の場合は保証期間内でも有償と明記しています

  • 火災・落雷・地震などの天災や自然現象による破損
  • 停電など、設置環境への外部からの影響による不具合 — 停電のあとに映らなくなった場合は、この条件に当たるかを施工業者に確認してください
  • 故意・過失にかかわらず、人的被害による破損 — いたずらでカメラを壊された場合も、自分でぶつけた場合も含みます
  • 通常以外の使用による故障 — ほかに、同社以外の機器に替えたり足したりした後の不具合や、都合による位置・角度の変更も有償です

「保証期間内だから無料」と思って呼ぶと、原因の確認後に料金表どおりの請求になることがあります。修理を頼む前に、施工業者の保証書で期間と対象外の条件を読み、故障の直前に雷・停電・工事がなかったかを確かめてください。落雷の被害を保険で補えるかは、加入している保険会社に確認してください。

契約の形で変わる修理費の負担

カメラを買い取ったか、レンタルしているかで、修理費を払う人が変わります。買い取りなら保証が切れたあとの修理費は持ち主の負担ですが、レンタル契約では修理が契約に含まれていることがあります。

契約の形無償で直る期間無償にならない場合
工事業者で買い取り(防犯カメラ販売工事センターの例)工事完了日から3年間天災・停電・人為的な破損・通常以外の使用など
セコム・ホームセキュリティのレンタル契約している限り(永続的に)お客さま理由など原因によっては有償
セコム・ホームセキュリティの買い取り(オンライン契約)10年間お客さま理由など原因によっては有償

出典:防犯カメラ販売工事センター「料金」ページのアフターサービス・保証、セコム・ホームセキュリティの料金ページ(いずれも2026年9月24日に当サイトが取得)。セコムはホームセキュリティの機器の修理条件で、防犯カメラ単体の契約条件ではありません。

故障が続いて修理費がかさむなら、次の更新でレンタルや月額制を選ぶのも1つの方法です。ただし月々の支払いは長く使うほど積み上がります。何年使うならどちらが得かは防犯カメラのレンタルと購入の比較、セコムとアルソックの5年総額はセコムとアルソックの違いで計算しています。

修理か交換かの分かれ目

設置から7年を超えた機器は、1か所を直しても次の故障が続きやすいため、交換を含めて見積もりを取るのが無難です。防犯カメラ販売工事センターは、設置から7年以上経つと部品供給やメーカーサポートが終わり、故障時に復旧しにくくなると説明しています。

金額で比べると、分かれ目が見えます。4台のシステムで録画機が壊れた場合、録画機ごとの交換は8〜12万円前後、カメラ4台と録画機をまとめた更新は20〜35万円前後です。カメラの画質に不満がなければ録画機だけ直す、画質も古くて顔が判別しにくいなら全体を更新する、と分けて考えると判断がぶれません。同社は「一番安い修理」と「この先数年使える修理」は違う、とも書いています。

修理より交換が向いているケース

防犯カメラ販売工事センターが、録画機だけの交換ではなく全体の更新を勧めている条件と更新のタイミングは次のとおりです。

  • 設置から7年以上経ち、メーカーのサポートが終わっている
  • 複数台のカメラが故障している
  • 画質が粗い、または夜間の映像が暗い
  • 古い録画機やアプリの終了で、スマートフォンから映像を見られない

逆に、設置から数年でカメラ1台だけが壊れたなら、交換工事22,000円〜とカメラ代で直すのが最も安く済みます。機器ごとの寿命と交換のサインは防犯カメラの寿命と交換時期、アナログカメラを入れ替えるときの4つの方法と費用はアナログ防犯カメラのIP化で比べています。

法人の修理費は修繕費になるか

店舗や事務所のカメラの修理は、1回の金額が20万円未満なら修繕費としてその年の経費にできます。検索上位の専門店5社は、修理費の経理処理に触れていませんでした。国税庁のタックスアンサーNo.5402は、固定資産の維持管理や原状回復のための支出は修繕費になると説明したうえで、次の基準を示しています。

国税庁の基準防犯カメラの修理に当てはめると
一つの修理などの金額が20万円未満なら修繕費にできるHDD交換(3〜5万円前後)や4ch録画機の交換(8〜12万円前後)は修繕費にできる
おおむね3年以内の周期で行うことが明らかな修理も修繕費にできるHDDをおおむね3年以内の周期で交換してきた実績がある場合に当てはまる
部品を特に品質や性能の高いものに取り替えた場合、通常の取替えを超える部分は資本的支出20万円以上の工事で、壊れた機器を上位機種に替えた場合は差額部分の扱いを確認する
災害で被害を受けた資産の原状回復の支出は修繕費災害で壊れたカメラを元の状態に戻す費用は修繕費(評価損を計上した資産は除く)

出典:国税庁 タックスアンサーNo.5402「修繕費とならないものの判定」(令和7年4月1日現在法令等・2026年9月24日取得)。右列は同ページの基準を本記事の料金表に当てはめた当サイトの整理です。

同じページは、修繕費か資本的支出かが明らかでない金額について、60万円未満か、前期末の取得価額のおおむね10%以下なら修繕費にできるとも説明しています。見積書は「修理(原状回復)」と「機能の追加」の項目を分けて出してもらうと、経理の判断がしやすくなります。個別の処理は顧問税理士に確認してください。

業者を呼ぶ前に確認すること

映らない原因が電源の抜けや録画機のフリーズなら、業者を呼ばずに直ることがあります防犯カメラ販売工事センターの切り分け手順は、電源 → 配線 → カメラ本体 → 録画機 → 設定の順に確認するよう勧めています。電源タップの抜け、ブレーカー、PoEスイッチのランプを見て、録画機を再起動するところまでは自分でできます。症状別の確認手順は防犯カメラが映らない原因と対処法で詳しく解説しています。

それでも直らなければ、業者に連絡します。次の6点を伝えると、現地調査の段取りが早くなり、出張の回数を減らせます

  1. 全部のカメラが映らないのか、特定の1台だけか
  2. いつから映らないか
  3. 直前に停電・工事・カメラの移動があったか
  4. 録画機の型番とカメラの台数
  5. 録画機やPoEスイッチの電源ランプの状態
  6. HDDからカチカチ・ガリガリという音がするか

HDDの異音は故障直前のサインです。残しておきたい映像があれば、修理の前にUSBメモリなどへ書き出してください。HDDや録画機を交換すると、古い映像は手元から離れます。保存しておくべき期間の目安は防犯カメラの映像保存期間で整理しています。

修理・交換の相談先

最初の連絡先は、カメラを付けた施工業者です。保証が残っていれば、機器の交換と出張作業費まで無償になる可能性があるからです。施工業者と連絡がつかない、保証が切れている、交換も含めて比べたいという場合は、次の窓口を使ってください。

自宅のカメラを交換するなら防犯カメラ設置110番

一戸建てや自宅の駐車場のカメラが壊れ、修理より新しいカメラへの交換を考えている方に向いています。夜中にカメラが止まったと気づいた場合でも、防犯カメラ設置110番なら電話は24時間365日つながります。現地調査と見積もりは無料で、見積もりを見て依頼しないと決めてもキャンセル料はかかりません。修理で済むか交換が必要かを、実物を見てもらってから判断できます。運営は東証グロース上場のシェアリングテクノロジー(証券コード3989)です。

料金はカメラ1台と録画機・設置工事込みのベーシックプランが税込55,000円からで、2台目以降は1台税込31,800円からです。

店舗・事務所で複数台を見直すならEMEAO!

法人や個人事業主として、店舗・事務所・賃貸物件の共用部で4台以上のカメラを使っていて、故障をきっかけに全体の更新も比べたい方に向いています。録画機だけの交換(8〜12万円前後)と全体の更新(20〜35万円前後)では金額が大きく変わるため、同じ条件で複数の業者に見積もりを出してもらう価値があります。EMEAO!に故障の状況と台数を伝えると、専任のコンシェルジュが条件に合う業者を最大8社まで無料で紹介します。「録画機だけ交換する案」と「全体を更新する案」を同じ条件で出してもらえば、差額を比べて決められます。対象は法人・個人事業主です。

EMEAO!のテキストリンクはこちら:最大8社から一括お見積り【防犯カメラ】

複数の見積もりを比べるときの注意点は防犯カメラ見積もりのコツと注意点にまとめています。

よくある質問

保証期間内なら防犯カメラの修理は無料ですか?
原因によります。東京近郊の防犯カメラ専門店は、工事完了日から3年間の保証で機器の交換・出張作業費・技術費まで無償としています。一方で、火災・落雷・地震などの天災、停電など設置環境への外部からの影響、故意・過失による破損、通常以外の使用による故障は、保証期間内でも有償と定めています。修理を頼む前に、保証書で対象外の条件を確認してください。
録画されなくなったら、録画機ごと買い替えるべきですか?
録画機本体が新しく正常なら、HDDの交換だけで直ることがあります。同じ専門店はHDDのみの交換を2TBで3〜5万円前後、4ch録画機とHDDと交換作業で8〜12万円前後を目安にしています。7年以上使った録画機は、HDDを替えても本体の劣化で別の不具合が残ることがあるため、録画機ごとの交換も見積もりに入れてもらってください。
別の業者が付けた防犯カメラの修理も頼めますか?
頼めます。東京近郊の防犯カメラ専門店は、他社が施工した既存のシステムも保守・リプレイスの対象としています。ただし他社施工の機器は、最初に付けた業者の保証が残っている場合があります。保証期間内なら、まず施工した業者に連絡するほうが費用を抑えられます。
法人が払った防犯カメラの修理費は、修繕費として経費にできますか?
1回の修理が20万円未満なら修繕費にできます。国税庁のタックスアンサーNo.5402は、一つの修理や改良などの金額が20万円未満の場合は、支出した金額を修繕費とすることができると説明しています。部品を性能の高いものに取り替えた場合は、通常の取替えを超える部分が資本的支出になるのが原則です。判断に迷う場合は顧問税理士に確認してください。
修理を依頼するとき、何を伝えれば見積もりが早くなりますか?
全部のカメラが映らないのか特定の1台だけか、いつから症状が出たか、直前に停電や工事があったか、録画機の型番とカメラの台数、電源ランプの状態、HDDから異音がするかを伝えてください。東京近郊の防犯カメラ専門店は、分かる範囲を伝えるだけで現地調査の段取りが変わると案内しています。

修理を頼む前に確認したい3つのこと

防犯カメラの修理費用は、壊れた箇所と保証の条件で大きく変わります。業者に連絡する前に、次の3点を確かめてください。

  1. 保証書の期間と対象外の条件 — 期間内で、原因が天災・停電・人為的な破損・通常以外の使用でなければ、無償で直る可能性があります
  2. 壊れたのはカメラか、HDDか、録画機本体か — カメラ1台なら交換工事22,000円〜とカメラ代、HDDだけなら3〜5万円前後が目安です
  3. 設置から何年経っているか — 7年を超えていれば、修理と交換の2案で見積もりを取ってください。自宅なら防犯カメラ設置110番に相談する(24時間受付・現地調査無料)から現地調査を依頼できます

業者ごとの対応範囲や料金の違いは防犯カメラ設置業者おすすめランキングで比較しています。